『 帝釈天と矢切の渡し 』
 「とぶ★たまがゆく」6
回目は、平成30年8月1日(水)〜8月3日(金)の
3日間の日程で、千葉市で行われた「全国公立小中学校事務研究大会(千葉大会)」(以下、全国大会)に参加してきました。

● 柴又帝釈天

  全国大会へのスタート地点「矢切の渡し」で対岸の柴又へ渡ると、映画「男はつらいよ」で有名な「柴又帝釈天」に行けるんだ。最寄りの柴又駅には寅さん(渥美清さん)の銅像が建っているのだけど、この銅像が本当に精巧でとても存在感があるんだ。ちなみにこの寅さんの視線の先には妹のさくらさんの銅像が建てられているんだよ。

 柴又駅から寅さんでお馴染みの仲店通りを抜けると、つきあたりに「柴又帝釈天」があるんだ。帝釈天とは通称のようなもので、本当は「経栄山題経寺」と言うんだって。境内はさほど広くはなくて、映画で見るようにほのぼのとした雰囲気のお寺だよ。

● 矢切(やきり)の渡し

 
 細川たかしの演歌「矢切の渡し」で有名だよね。でも本当は「やぎりのわたし」ではなく「やきりのわたし」なんだ。「いばらぎ」ではなく「いばらき」と同じだね。船着き場から江戸川の土手に上ると、眼下には矢切の牧歌的な風景が広がるんだ。ここを舞台に伊藤佐千夫が小説「野菊の墓」を書いたんだ。ハイキングコースの「野菊のこみち」を歩くと野菊の墓の記念碑や文学碑を見ることができるんだよ。



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