『 宿は大津を取りました 』
 「とぶ★たまがゆく」5
回目は、平成29年8月2日(水)〜8月4日(金)の3日間の日程で、京都で行われた「全国公立小中学校事務研究大会(京都大会)」(以下、全国大会)に参加してきました。

 今回の宿は京都市内ではなく、大津駅前の安ビジネスホテルに泊まったんだ。
今や京都は世界的な観光地になっているから、宿も年々取りづらくなっているよね。全国大会の開催要項を見ても、斡旋されている宿は軒並み一泊10,000円
以上だったし、中には「ホテルグラ〇ヴィア京都」一泊24,840円(って、どんな人が泊ったのだろう…)なんて宿もあって、ぼくの限られた路銀では京都に宿を取るのはきびしかったな~。



●大津をちょこっとご紹介



【 琵 琶 湖 】

 大津を紹介するのに琵琶湖は欠かせないよね。誰もが知る日本最大の湖だ。
本当に海のように大きな湖だよね。この琵琶湖の名産として「鮒寿司」が有名だよね。鮒とご飯を一緒に発酵させたお寿司なんだ…。ぼくも一度食べたことがあるのだけど、とにかく味と匂いがとても強烈で、かなり癖のあるお寿司だったな~…。



【 義 仲 寺 】

 宿の近くにあった「義仲寺(ぎちゅうじ)」だよ。義仲寺には木曽義仲と巴御前のお墓があるんだ。あまり知られてはいないけど、松尾芭蕉のお墓もこの義仲寺にあるんだ。「夏草や兵どもが夢の跡(義経を詠んだ句)」や「むざんやなかぶとの下のきりぎりす(斎藤実盛を詠んだ句)」のように、松尾芭蕉は奥の細道では平家物語の登場人物にちなむ句も詠んでいたんだ。
 奥の細道の旅を終え、松尾芭蕉は大阪で亡くなるのだけど、死後は木曽義仲の隣に埋葬して欲しいと弟子に遺言していたんだ。松尾芭蕉が亡くなった翌日には、遺言どおりに大阪から遺体が運ばれ、この義仲寺に埋葬されたんだって。
松尾芭蕉は木曽義仲に何か特別なものを感じていたんだね。
                   (昨年に続き松尾芭蕉にちなみます。)                  



【 瀬田の唐橋 】

 瀬田の唐橋だよ。琵琶湖から流れる瀬田川にかかる橋でとても風情のある橋なんだ。日本三名橋や日本三大橋の一つとされているんだって。瀬田の唐橋はその風情とは裏腹に、平安から幕末にかけての戦では、京都攻防の激戦地にもなった橋なんだよ。



【 京阪大津線 】

 京阪大津線の車両だよ。ぼくはこの京阪大津線に乗って会場へ行き来していたんだ。この車両は浜大津駅から上栄町駅の約1kmを路面電車として走るんだ。
普通の電車が道路を路面電車として走る姿は、とてもシュールな光景だったよ。


(C)埼玉県東部公立小中学校事務研究協議会